2025/09/03 03:04
NextFly
到着便数(合計): 6,750
前年同月比: -1.88%
7月の到着便はエジプト航空で6,750便、前年同月比は-1.88%でした。夏のレジャー需要が旺盛で、カイロ—欧州・湾岸のビジネス需要も安定。需要が弱い週末ローテの絞り込みなど供給面の調整が前年差に影響した一方、カイロ経由の乗継需要は堅調でした。
定時到着率: 83.27%
前年同月差(定時率): +7.17%
欠航便数: 75
前年同月差(欠航): -33.04%
定時到着率は83.27%まで改善、欠航は75便(前年比-33.04%)に減少。地中海の猛暑とATC制約がピーク時に負荷を与えましたが、カイロでのターン短縮、予備機前進配置、乗務員・整備のバッファ強化で午後〜夜間の波を保護しました。
中核ハブはカイロ(CAI)。北アフリカ—欧州・中東の流動を波状ダイヤで効率接続。アレクサンドリア・ボルグエルアラブ(HBE)に加え、シャルム・エル・シェイク(SSH)やフルガダ(HRG)が季節需要とインバウンドを下支え。CAIでの短いMCTと、アフリカ発着の到着を欧州・湾岸の夕方便に合わせる設計が特徴です。
夏の終盤にかけてエジプト航空の運航は安定が見込まれ、定時率の改善と欠航リスクの低下が期待できます。猛暑ピークに備え、カイロでは早めの到着と余裕ある乗継時間を推奨。業界関係者は、スケジュール微調整や予備機前進配置、障害対応のデジタル化が秋需要への備えとして注目です。